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週刊ホテルレストラン 2019年5月24日号


ホテル概念を超えるホテル『SOWAKA』の誕生


いま、京都にどれだけの数寄屋建築物が残っているだろうか。このたびご紹介するのは、祇園八坂の南に位置する京都本来の街並みが残っている貴重なエリアに残された100年以上存在する数寄屋建築物、ホテル『SOWAKA』である。

 

老舗料亭として営業してきた建築物に再び魂を吹き込み本来の姿を極力残したままホテルとして蘇らせることを試みた。『SOWAKA』とはサンスクリット語で『幸あれ』を意味する。

 

『SOWAKA』プロジェクトは、京都の町家、数寄屋建築物を残したい、保存・承継を実現したいという強い想いから生まれた。

ホテル構成は、数寄屋建築物リノベーションの本館(客室数11)と隣接する土地に建てられる新館(客室数12、鉄筋コンクリート造)からなるスモールラグジュアリーホテルである。2019年3月25日にグランドオープンしたが、本館は2018年11月23日より一部先行して運営を開始した。本書では、数寄屋建築物本館(離れを含む)11室の一部を取り上げてその魅力を存分にご案内致したい。

 

文:いごこちマネジメント株式会社 代表 馬渡伸之

いごこちマネジメント株式会社

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